令和6(2024)年度 就職状況
令和6(2024)年度の就職状況についてお知らせします。
就職者は7名でした。職種は事務、検査、仕分け、環境整備など多岐にわたります。業種別の就職状況および定着率はグラフの通りです。参考に令和5(2023)年度の情報も掲載いたします。



就職した利用者様からのメッセージ
■Mさん/50代女性/精神障がい/就職先:地方公務
プライムに入った当初は、「働きたい」と思えるか不安でしたが、無事に希望の職に就けました。SSTやPDCAのカリキュラムが特に役立ちました。
SST=ソーシャルスキルトレーニング。対人関係の中で必要なスキル(場に合った声の掛け方、話し方、表情など)を学び、日常や仕事の場面で活かせるように練習するカリキュラム。
PDCA=Plan(計画)→Do(実行)→Check(評価)→Action(対策・改善)のPDCAサイクルを元に、就職に向けた目標と計画を立て、週に1回利用者様と職員で振り返りを行なうカリキュラム。
■Sさん/30代男性/精神障がい/就職先:中古品買取・販売業
利用者さん同士との交流や、就職するための心得などを学ぶことができました。プライムでの活動を通して、より人との関係が大切だと改めて感じることができました。
■Aさん/30代男性/知的障がい/就職先:食品業(給食事業)
プライムでは、職員さんや他の利用者さんとのいい出会いに恵まれました。ここで就職に向けて準備をすることができて、良かったです。
■ Wさん/20代男性/知的障がい/就職先:教育・学習支援業
プライムの清掃のカリキュラムで、窓清掃のやり方を学びました。私は今仕事で清掃をすることがあります。実際に窓を掃除する時に、プライムのカリキュラムで学んだことを思い出して、きれいにすることができています。実際の仕事で使えることを学ぶことができて、とても良かったです。
■Tさん/30代男性/精神障がい/就職先:警備業
私は広場恐怖症による強い不安で外出困難状況にありました。プライムではまず短期間での通所から始めて、徐々に一日通うようになりました。施設内での活動から、農作業やボランティア活動といった施設外での活動へ幅を広げていき、企業実習を経て就職にたどり着きました。
なかなか理解されにくい病気ではありますが、外部とも連携しつつ必要な支援をいただいたことで、着実に進んでいくことができたと思います。
■ Sさん/50代男性/精神障がい/就職先:食品業(卸)
プライムに入る前は、何度も仕事を辞めてしまい、引きこもりがちになり、自分は年齢が高かった事もあり、将来の事が不安でたまりませんでした。
プライムに入ってからは体調が不安定で、たまに休む事もありましたが、できる限り毎日通所しました。
今、障がいで困難な状況にある方がいるかも知れませんが、焦らずに毎日プライムに通所し、日々のカリキュラムをこなし、他の利用者さんとの触れ合いを大切にし、自分を少しずつ成長させてください。
プライムのスタッフを信じ、自分を信じ、努力すれば必ず明るい未来が待っていると思います。希望を持って下さい。次のステージが待っています。
私はおかげ様で、無事就職することができました。現在は就職してから約1年がたち、頑張っている所です。日々、勉強中です。
皆さんの成功を心より祈っています。